ベネッセ進研ゼミ中学講座

【都立西高校の受験について】

都立日比谷高校と都立西高校は、伝統も有り、かつては毎年のように、多数の東大合格者を輩出し、都立の中はおろか、全国でも屈指の名門校として、その名を轟かせていました。
しかし、1967年に受験生に、複数校を組み合わせた学校群単位で志望させ、その合格者を各校に振り分けるという、悪名高い「学校群制度」が導入され、都立日比谷高校、都立西高校の絶対的優位は崩されてしまい、両校は、優秀な生徒が集まりにくくなり、急速に凋落してしまいます。
こうして、都立日比谷高校、都立西高校の栄光は過去の物となり、両校は長らく没落の憂き目を見たわけですが、2001年の都立高校改革により、一部の都立高校が進学指導重点校に指定される事となり、その中に、都立日比谷高校、都立西高校も含まれました。

この改革により、それらの重点校に指定された高校は、独自の入試を作成する事が認められるようになったため、長年、長期低落傾向に苦しんでいた、都立日比谷高校、都立西高校も、ようやく、復活のキッカケを掴みました。独自の入試問題の作成に加え、難関大学への進学カリキュラムの充実化、更に、長引く不況により、各家庭の公立志望傾向が強まった事も相俟って、都立日比谷高校、都立西高校は、21世紀に入り、大復活を遂げました。

こうした背景が有る中、都立ナンバーワンに返り咲いた日比谷高校には少し及ばないが、その次ぐらいに位置する高校として、都立西高校は、受験生に認識されるようになり、再び高い人気を集めるようになります。また、都立西高校の受験をするためには、学力は勿論、内申点も重視されるので、自ずと、優秀な生徒が集まりやすくなっていますが、それだけではなく、都立西高校の自由闊達な校風も、都立西高校の受験生の目には、非常に魅力的に写っているようです。それと、都立西高校の受験をし、合格するためには、私立でいうと、早慶レベルの学力が求められるようですが、たとえ早慶の附属校に入らなくても、都立西高校からは、東大は勿論、早慶の両大学に、沢山の合格者を出していますので、都立西高校でしっかりと学んでいれば、難関大学への合格は、難しい事ではないと言えるでしょう。という事で、都立西高校の受験生からの人気は、これからも上がって行くものと思われます。